保険業界に入ってしまった

保険を勧める人って、イメージよくないよねぇ。若い人はそうでもないのかしらん。

筆者の体験から、保険→保険のおばさん→しつこい→会社で仕事中にコソッとクイズなどを置いていく→飴なんかも置いていく→誕生日近くなると頻繁に来るようになる。って感じかなあ。そう、昔は楽に会社に出入りできたんだよね。

田舎育ちの私は、中学の頃から、『島を出て、東京にいくのだ。』と思い込んでいた。なぜか、その頃にはもう、年をとって保険のおばさんしか選べないおばさんにはなりたくない!ならない!と決めていた。独身時代の仕事中も社内に入ってくる化粧の濃い、やたら、明るいおばちゃん達に眉をひそめたものだ。なのに、入ってしまった。保険業界に入ってしまった!

そう、遡ること2年前、離婚から立ち直り、私は一生できる仕事を手探りで探していた。パソコン講師を目指し、お金もかけて資格を取得。しかし、その頃にはパソコン教室も下火となり、40を過ぎた未経験者の募集は皆無!やば!仕事できない・・。気付くの遅いよねぇ。そして、1年前FP(ファイナンシャルプランナー)の資格案内のページを見てしまった。頑張れば私でも受かるんじゃない?FPって響きもちょっとカッコいいし、本屋さんで調べると何とかいけそう・・

これだべ!即!申込み。でも、仕事あるの?ネットで探してみたら、結構ある『保険』と『不動産』業界。その頃、ポツポツ目に留まるようになっていた『ショップ型の保険やさん』の募集を発見!なんというタイミング!私に『やりなさい』っていってるのね!そうなのね!神様ありがとう!

あまり、考えず直感で行動するタイプの私。当然、就職。そう!冒頭で記載のようにまったくもっていいイメージのなかった『保険業界』にあっさり、、あっさりと入ってしまった。研修スタート。講師陣もなんか垢抜けて、カッコいい人多いいじゃん!とテンションも上がって、リキも入る。

研修を進めていくと「複数の保険会社の中から選べる」「保険ってこんなんだったの?」「えーっ、こんな保険もあるの?ダマしじゃんこれ・・」と目から鱗の事ばかり。総額にしたら、かなりのお金を払っているのに、内容はよくわからず、どんなときにでるのかもおぼろげだし、保険に入ってるってだけで安心していたあの頃・・私のような人がたくさんいるはずだ!これは、みんなが知るべきことなんじゃない?みんなの役に立ちたい!立つしかない!嫌われてもやるしかない!そうよ!やるわっ!(テンションたかっ!)

保険の基本的なしくみ

毎日、目にする保険商品。新聞でも1ページ丸まる使って広告を打つ。テレビでも洪水のように続く。特に、保険に関わるようになってからは目に付いて、ある保険会社など軽く吐き気をもよおす程だ。(リーマン以後、少し減った)いったい保険ってどのくらいの種類あるんだろう。何種類だと思います?実は、基本は、たったの3種類!びっくりマークでますよね!!

定期保険

期間の定まった保険で、期間を一日でも過ぎると一円もでない。いわゆる掛け捨て。定期って、銀行の定期預金を思い出してしまうけど、バスや電車の定期の方がイメージが近い。期間が過ぎれば無効となる。掛け捨てだから、保険料は安い。子供が産まれたけど給料が低い、でも保証は必要という方に向いている。

養老保険

こちらも定まった保険だが、満期を迎えると死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる。お金が返ってくるということは、保険料は高い。バブル期の金利がいいときは、よく売れていたようだ。学資保険(子供保険)や年金はこのタイプ。

終身保険

身が終わるまで保障してくれる保険。解約すると戻ってくるお金を『解約返戻金』というが、保険料の払込みが終わるまでの解約返戻金を通常より低め(7割)に設定し、払込みが終わると、払った以上に戻ってくるタイプが最近では人気だ。このしくみを利用して、学資保険や、子供の結婚支援資金に活用する方が増えている。払った以上に戻ってくるのは、かなり惹かれますよねぇ。銀行の金利より断然貯まるのだ。保障と貯蓄を兼ねているといえますね。いかんいかん、保険のおばさんぽくなってしまった。

生命保険も、医療保険も、損害保険も基本はこの3つ。テレビや新聞で宣伝している
ものだけが保険商品ではないということを念頭に

・いくらの保障にするのか。
・いつまで保障してくれるのか。
・いくら払えるのか。
・いつまでに払い終えようか。

ということにフォーカスして考えよう。小さな文字で書いてあることもあるので探してみよう。大きく書かれていたとしても、免責(つまり、保険金を払いませんよ)の要件を確認する必要がある。いざというときに『出ません』では、哀しすぎる。

保険の組み立て方

いよいよ、保険の組み立て方に入っていきまよー。初めて、このページを見た方は、前回の『保険の基本的なしくみ』と併せて、ご覧いただきたい。

保険の形はざっくりと3種類。

【1】箱型の定期保険

【2】三角形の定期保険

【3】一生保障の終身保険


保険は、目的別に考えていく。ひとつの目的で、ひとつの保険。これが基本。同じ保険会社にセットで入る必要はない。(結果的にひとつになることはある)

例えば、お葬式代やお墓を目的とする資金は、いくら必要でいつ必要になるのだろうか?自分の行いたいお葬式の費用を調べる。(地位や立場のある方なら、質素に行うのも残された家族の立場上、難しいかもしれない)金額が決まれば、いつ必要か??いつこの世とおさらばするのか、誰にもわからない。よって、いつ亡くなってもいいように【3】一生保障の終身保険で用意する。

今度は、生活費を考えてみる。その人が亡くなったとして、残された家族が一月間過ごすのにいくらかかるのか具体的に考える。次に遺族年金で、いくらいただけるのかを探ってみる。これは、今後の仕事や子供の人数によって決まってくるので、若い方は予想になる。一月間の必要なお金から、入ってくるお金を差し引いた残りが保険で用意するお金。金額が決まったら、今度は?そう期間。30歳で加入したとして、60歳の保障期間にしようと決めたら、保険の形は【2】。何で三角形かというと。加入して、すぐに亡くなったら30から60歳までの30年間の生活費が必要。一年無事で過ごせたら、29年分が必要。10年無事であれば、残りの20年分となる。右肩下がりに保障が小さくなっていくのがイメージ出来ますか?こんな形の保険があったんですね。

最後は、【1】箱型の定期保険。となるが、これまで、【3】がお葬式代【2】が生活費としてきたが、この形は、自分で決めていくもの。前回にもあるとおり、【3】を学資保険を目的に考える方もいれば、老後の年金の足しにする方もいるし、貯蓄は考えず【1】の形にするかたも。

総じて、保険金額を同じにするとしたら、保険料の安い方から【2】<【1】<【3】。無理をしたら、本末転倒。いくら払っていけるのかをお財布と相談しながら、保険の形を選んで組み合わせていこう!